ふきの下ごしらえと保存のレシピを2つ!
2016/09/13
春真っ盛りの今日この頃・・・
komidori家にはいろいろな採集物がやってくる~
今回、採集されてきたのは『蕗:ふき』
狩猟・採集生活が趣味の息子はねぇ、春休み終わっちゃったんですけど・・・。
息子の採集物はこちら~
『わらびのあく抜き、木灰で簡単に美味しくできた~!!』
『イタドリの簡単レシピ~ごま油の炒め物と爽やかなジャム!!』
でも、大丈夫!!
ちゃんと代わりに採集してくる人がいる。
「今日、昼休みに事務所の裏のふき採ってきたわ~(by komidori夫)」
┐(´~`)┌ハイ、ソウデシタ・・・息子のDNAは間違いなくアナタからでした。
ということで、採ったら食す!!
今回は、ふきの下ごしらえと保存のレシピ!いってみましょう~
あくを抜くための下ごしらえ
そんなにむつかしくないんですよ~
1 塩をかけて、軽くもむ!
塩の量もそんなに正確にしなくてもOK・・・これくらいのふきなら小さじで2,3杯ぐらい。
あまり力を入れずに軽くゴリゴリッともんで下さい。
2 サッと茹でます。
鍋のお湯につかるぐらいの長さに切っておきます。
但し、後から皮をむくので、できるだけ長くしておいた方が、皮をむく手間が省けます。
茹で過ぎるとシャキシャキの食感がなくなっちゃうので、短めに~
サッとざるにとって・・・水で冷やします。
一晩くらい水に浸けておきます。
3 さあ、皮をはぎましょう~
根元の方から皮をめくって引いていきます。
でも、一筋一筋引いてると面倒なので・・・
手間を省くむき方でっ!!
これで、あく抜きの下ごしらえはオシマイ!!
但し、浸けておく水は、毎日換えて下さいね。
さて、もうちょっと長持ちさせたいときは、こちらのレシピ!
一つは、長期保存用ができる「ふきの水煮」
もう一つは、超カンタン!冷凍保存できる「ふきのゴマ味噌炒め」です~
保存法その1:ふきの水煮
ジャムのようにビン詰めにします。
ちょっと準備が手間ですが、冷蔵庫などに入れておくとかなり長持ち~
ふきがたくさんあって食べきれない~なんて時、おススメです。
さて、それでは作り方です!
・材料・道具
- 下ごしらえしたふき
- ふきが浸かるだけの2~3%の塩水
- 密閉できるビン
- 圧力なべ
・作り方
準備:ビンの煮沸消毒と塩水作り
1. 鍋に清潔な布巾を敷きビンとふたを入れ、ビンが十分浸る量の水を入れます。
2. 火にかけ、沸騰して5分ほど煮ます。
3. 菜ばしなどでビンとふたを取り出して、乾いている清潔な布巾(ペーパータオルでOK)の上において自然乾燥させます。
ビンは伏せて置き、余熱で乾燥させます。
4. 2~3%の食塩水を作ります。
水に塩を入れてかき混ぜて溶かします~。
塩分が濃いほど長持ち度が上がりますが、からくし過ぎると食べるときに美味しくありません。
今回、komidoriは3%で作りました。
1 ふきをビンの高さに合わせて切る。
ふきはビンの口より2㎝ほど短い長さに切りそろえます。
切れ端は、後でゴマ味噌炒めに使います~
2 ビンにふきを詰める
こんな感じで、できるだけきっちり詰めます。
3 塩水をビンの口から1.5㎝の所まで入れてふたを閉める。
ふきは塩水に浸かってます。その少し上まで塩水が入ります。
その後、しっかりふたを閉めます。
4 圧力なべで圧力をかけて抜気する
圧力なべの底に金網を敷きます。
これは、圧力をかけて熱していく際に、ビンがゴトゴト跳ねないようにするためです。
そこへ60℃のお湯を入れてふきの入ったビンを置きます。
ふたをして、圧力がかかり始めてから30分加熱します。
5 ビンを取り出して、冷ます
火を止めて、圧力が完全に抜けてからビンを取り出します。
乾いた布巾の上などにおいて自然に冷まし、ふたをしっかり締め直し、冷暗所で保存します。
komidoriは冷蔵庫の野菜室で保存してます~
この水煮での保存では、ふきがやわらかめに仕上がります。
食べるときは、先に、煮汁を作っておいて、そこでサッと煮て味がしみるまで浸しておくといいですよ!
komidori家では、厚揚げとか、高野豆腐などを炊いておいて、そこへ最後に水煮のふきを投入します。
あっさりした和風の煮物ができます。
またちょっと変わり種ですが・・・
ビンから出して、そのまま、ポン酢とごま油など合わせたタレをかけてサラダっぽく食べることもあります。
鰹節とかお好みで~
塩加減が濃い場合は、お豆腐を崩して一緒にあえて、豆腐サラダ風なんてのもアリです。
保存法その2:超簡単!ゴマ味噌炒め
ふきの香りとこっくりしたゴマ味噌がバッチリ!!
ご飯が進みます~
冷凍保存もできて、解凍すればすぐ食べることができるので重宝ですよ!
・材料
- 下ごしらえしたふき
- 味噌
- みりん
- 醤油
- 砂糖
- すりゴマ
※調味料の量は作るふきの量に合わせて適当に。
・作り方
1 ふきを適当な大きさに刻んで炒める
水煮で余ったところも使っていきます。
フライパンに油を熱して、刻んだふきを投入!
下ごしらえの時点で食べられるようになっているので、サッと炒めます。
2 味をつける
すぐに、味噌、みりんを入れ、味を見ながらお好みで砂糖や醤油をプラス!
火を止めて、すりゴマを入れて、できあがり~
超カンタン!! オオッ!!w(゚o゚*)w
冷蔵庫で、2,3日はOK!
十分冷ましてから、フリーザーパックなどに小分けして、冷凍保存しておくといつでも食べられますよ~
まとめ
今日食べる分は、高野豆腐と合わせてあっさりした煮物に~
ふきの香りいいですよね~
ご飯が進む、進む。
komidori夫、グッジョブ~(・ω・)bグッ
このところ、春ならではの色々な山菜を食べてます。
この季節ならではの,ほろ苦さが嬉しい美味!
次は何が来るか~
楽しみであります!