血流改善!エコノミークラス症候群を予防しよう!簡単にできること3つ!
2018/04/12
長時間、いすに座った姿勢でいると、ふくらはぎの静脈などにできた血の塊(血栓)が肺の血管で詰まって生じる『エコノミークラス症候群』
血液が全身に回らず、突然死の原因にもなる恐ろしい病気です。
少しでも、そのリスクを下げて、血流が改善する方法をリサーチしてみました!
座ったままで、どこでもできる、簡単な方法です。
こまめに、少しでも動くことを心がけましょう!
1 足を伸ばして、つま先を動かす!
いすに座っている場合は、ゆっくり足を上げて、息を吐きながら、つま先に力を入れて足を伸ばします。
ぐ~っとつま先まで伸ばしましょう。
息を吸いながら、つま先を上向けにします。足首を90度曲げる感じですね。
しっかり息を吐いたり吸ったりしながら、5回ほど繰り返します。
床に座っている場合は、膝も一緒に曲げ伸ばしするとふくらはぎがしっかり動きます。
2 座ったままでも、ふくらはぎマッサージ
次に、いすに座ったままでもできる、ふくらはぎマッサージです。
いすに座って、足を組むようにして片方の膝がしらにもう片方の足首をあてます。
膝頭でふくらはぎをこするように、下ろしていきます。
片足ずつ交代で、5回ぐらい繰り返した後、立ってみて下さい。少し足が軽くなっていると思います。
3 足指と足首のマッサージ
足指や足首を動かすのも血流の改善に有効です。
ゆっくり、痛みが無いようにやってみて下さい!
足指の間に、手の指を入れます。
握手するように握ります。
ゆっくり、足指を曲げたり反らせたりします。
その後、ゆっくり足首を回しましょう!
気をつけておきたいこと
座ったままなど、同じ姿勢で、72時間を超えると『エコノミークラス症候群」発症リスクがグッと高くなるようです。
1.こまめに歩いたり動くこと、身体を動かすことを心がけましょう。
マッサージなどの際、痛みがある方は絶対に無理をしないようにして下さいね。
具合の悪い場合は、軽く下から上にふくらはぎを撫で上げるだけでも、何もしないよりは良いです。
2.水分をこまめにしっかり摂りましょう。
3.ゆっくり、深呼吸をしましょう!
副交感神経をはたらかせ、気持ちを落ち着けてくれます。
エコノミークラス症候群とは
その血栓が、立ち上がった際などに、血液の流れにのって移動し、肺の細い血管で詰まることで呼吸困難や動悸をひきおこし、ひどい場合には死につながる状態となります。
もともとは、飛行機の狭い座席に長時間座っていた乗客が、機から降りた直後に倒れる病気としてエコノミークラス症候群といわれるようになりました。
また、長時間のフライトで起きる率が高いことから、『ロングフライト血栓症』ともいわれています。
飛行機の中で病気が起きやすくなる環境要因とは
- 飛行中の航空機内は、湿度が20%程度まで低くなり、体の水分が失われやすい。
- 気圧が、0.8気圧程度までしかならず、1500m級の山にいるのと同じ状態となる。
- 機中で尿が出やすくなるアルコールやコーヒーを飲んで、さらに水分が失われる。
これらの条件により、血液の流れが悪くなり、血栓ができやすくなるわけです。
こうして足にできた血栓が、着陸後に動き出した途端に血流に乗って肺に入り、肺の血管をふさいでしまうことから発症します。
とにかく、水分補給とこまめに足を動かすことを心掛けましょう。
まとめ
この記事を書こうと思ったのは、九州で起きている地震のニュースからです。
もうずっと頻繁に地震が起こり、どれだけ怖い思いをされているかと思うと、胸が詰まります。
この記事が届くのかどうか、私には分かりませんが、検索した時、少しでもお役に立てばいいなと思っています。
一日も早く、地震がおさまることを願っています!!
こちらでも、できる応援をがんばりますから!