鉛筆の持ち方!教え方しだいでだれでもすぐできる!?
2017/11/21
4月も後半!
うちの前を通る1年生も、学校に慣れてきたかな~?
黄色のランドセルカバーが初々しくて、つい笑顔になってしまうkomidoriです。こんにちは!
もうそろそろ、学校の勉強の方も本格的になってくるんでしょうね~
そんな時、やっぱり大事だったわ~っと思うのが『鉛筆の持ち方』
鉛筆の持ち方って結構勉強に響くんですよ~
最初が肝心!!鉛筆を持ち始めるときは正しい持ち方を身に付けてあげたいですね。
ということで、
今回は、だれでもすぐできる、鉛筆の正しい持ち方と、そのメリットについてまとめてみました~(^^♪
正しく持つためには、こうする!
まずはとにかく、確実に正しい持ち方ができる方法を説明しますね~。
小さい子でもOK!絶対できますよ。
右手で持つ場合で説明していきますが、左利きの場合は反対にやってみて下さいね。
1.鉛筆を右向けて置き、右手でOKマークを作る。
2. 人差し指と親指で鉛筆をはさんで持ち、返して立てる。
写真のように、OKマークをした親指と人差し指で、鉛筆の削っているすぐ上の部分をはさんで持ちます。
はさんで持ったら、置いてある鉛筆をくるりと返して立てます。
立てたときに、右手の人差し指の第2関節と第3関節の間の部分に鉛筆が当たるように、調節してください。
3.中指を下から添える。
鉛筆をはさんで持っている親指と人差し指に下から中指を添わせます。
後から説明しますが、
まずは、親指と人差し指の先が鉛筆をはさんでいることが大事なんですよ。
鉛筆の先の方から見るとこんな具合です。
親指、人差し指、中指で鉛筆をぐるっと取り巻くような感じですね。
特に大事なのは、親指の位置です。親指が人差し指の方へ、出過ぎないように注意しましょう。この持ち方ができたらOKですよ~!
どうでしょうか。
まずは机の上に鉛筆を置いて、親指と人差し指ではさんで持って返す。
ここからスタートすれば、いつでも正しい持ち方をすることができますよ。この正しい持ち方が身につくと、ホントに得しちゃいます。
そのメリットを見ていきましょう~
正しい持ち方のメリット4つ(^^♪
学校へ上がると、書くことがどっと増えます。
実は正しい持ち方には、書くこと嫌いを防ぐメリットが4つあるんです!
メリット1. 鉛筆の先がよく動く!
書くときには小指側を紙やノートつけておきますね。
その時、正しい持ち方をしていると、親指・人差し指・中指の3本をしっかり動かすことができるんです。
指先をしっかり使って、とめ・はね・はらいをすることができます。
また、むすび・まがりなど曲線も上手に書けるんですよ。
例えば、こんな持ち方・・・
このように、握りこむような持ち方をしてしまうと、鉛筆の先が動かない!
なので、小さい字になってしまったり、手首から動かさなくてはならないので、字の形を整えにくくなるのです。
握り方を変えて、書き比べてみて下さい。
親指を握りこみすぎると、鉛筆の可動域がぐっと少なくなってしまって、ホントに動かせないんですよ。
書き比べてみると、こんな感じですね。
この違いは、とても大きいんですよね。
学校では、きっと先生から、「ノートのマスいっぱいに丁寧に書きましょう。」と言われていると思います。
ところが、親指がかぶって握りこんでしまうと、もうそれができにくい状態になってしまうんです。
正しい持ち方で、鉛筆の先がよく動くと楽です!ちょっと動画でも見てみましょう~。
メリット2.無駄な力がいらない!
書くことって結構疲れますよね。
ただでさえ疲れるのに、鉛筆の持ち方がよくないとマスからはみ出さないように、手首や腕からコントロールしなくてはならないので大変なんです。
これが、書くこと嫌いの一因につながることも・・・
正しい持ち方で、指先だけだとそれほど書くのは苦になりません。
メリット3.丁寧に書けてスピードも速い!!
指先だけでコントロールできるので、とめ・はね・はらい・まげ・むすびなど文字の形が整えやすく、書くスピードも上がります。
学年が上がれば上がるほど、書くことは増えますし、マス目も小さくなっていきますよね。
指先のコントロール力は器用さにもつながりますよ。
メリット4.お箸の持ち方も上手になる!
実は、おはしの正しい持ち方は、鉛筆の持ち方に1本プラスするだけなんですよね。
ほら!
おはしも、鉛筆のように上の3本の指(親指・人差し指・中指)で自由に動かして、物をはさむんですよね。
くせづけるためには
できるだけ、持ち始めるときにとり組みたいことです。
小さい時は、太い軸の三角鉛筆がいいですよ。
なかなか口やかましく言っても身につかないこともあると思います。ちょっと気長に付き合ってあげてください。
本人が正しく持ちたいと思えたら、結構がんばれますよ~
うちの場合は、硬筆の先生の一言でやる気になってました!
矯正したい場合は・・・
やはり本人のやる気が一番大事ですが、矯正用の用具もあります。
こちらの商品は、シリーズで段階に合わせてステップアップしながら学習できるものです。
こういう用具を使うこともアリですね。
まとめ
・鉛筆をOKマークで挟んだらくるりと返す!
・親指がはみ出ないように気をつける!
たったこれだけで、正しい持ち方が完成です。
社会に出てからも、ペンやお箸の持ち方って見られますよね。できれば、小さいうちに、正しい持ち方を身に付けたいものですが、本人のやる気があれば、大きくなっても、結構治せます。
ガンバレ~!!
Comment
とても、わかりやすくまとめていただいてありましたので、子どもへの指導に活用させていただきます。ありがとうございます。
川中子 登志雄さま
コメントありがとうございます。
記事がお役に立って嬉しいです!