骨密度の検査結果!数値の見方は?
2017/11/21
しばらく受けていなかった骨密度検査・・・今日思い切って、受けてきました~!
骨密度検査自体は、10分ぐらいであれまっというぐらい簡単に終わってビックリ!
最近、捻挫っぽいことをしてレントゲンを撮った時に、「かかとの骨がちょっと薄いね。」なんて言われてしまって・・・
どうしよう~、低くなってたらどうしよう~って、ちょっとドキドキもんでしたが、もうこの年になったら絶対確認しておかないとダメ!!
ということで、勇気を出して、腰椎と大腿骨の2か所をDXA法ができる病院を探して行ってきたんです~。
DXA法についてはこちら↓
今回は、komidoriの骨密度検査体験から、
骨密度検査の結果や数値の見方についてまとめてみました~(^^♪
検査結果はこんな形で出てくる
で、結果はこんな感じ。
腰椎の骨密度が977(㎎/㎠)
同年齢の平均骨密度との比較:102%
若年成人の平均骨密度との比較:88%
大腿骨の骨密度が0.883(g/㎠)=㎎に換算すると883㎎
同年齢の平均骨密度との比較:111%
若年成人の平均骨密度との比較:97%
解析結果より
あなたの骨密度は、同年齢の人と比べて同等といえます。
これからもバランスの良い食事や適度な運動を心がけましょう。
定期的に検査を受けて下さい。
おぉっ、思っていたより良好!!
5年ほど前に受けた簡易検査では、正常値ギリギリって言われてて、それ以来色々と骨密度を下げないための対策はしてきたんですが、今回、思ったより落ちてないことに感激!
これからも頑張らなくてはね~。
で、この検査結果から、骨密度の数値について見ていきたいと思います。
骨密度の年齢別平均値は機種によって違う?
今まで知らなかったんですが・・・
今回、komidoriが受けたのはDXA法(=X線で写された骨の1平方センチメートル当たりのカルシウム量)で機種はDPXというもの。
DPXの機種では以下のような平均値が出されています。
但し、骨密度測定装置には、他にも『QDR』、『DCS-900』などの機種があり、機種ごとに示される骨密度の平均値が異なっています。
要するに、骨密度の年齢別平均値が、測定機器によって多少違って表示されているわけです。
また、腰椎や大腿骨など測る部位によっても、平均値は違います。
ですから、それぞれの機種ごとに同年齢の平均値や若年成人(20~44歳まで)の平均値を指標として、個人の骨密度がどのくらいに当たるかを比べて見ないとダメなんですね。
自分の骨密度が、指標の平均値に対してどのくらいにあたるかで、低いか高いかが分かるようになっているわけです。
komidoriの大腿骨の骨密度(BDM)は0.883㎎/㎠、これは、55~59歳の平均値0.7893㎎/㎠に対して約111%にあたるわけです。
けれども、これは年相応・・・
一番大事なのは、この骨密度で骨粗鬆症を防ぐこと!!
そのための指標がYAMという数値です。
骨密度で大事な数値はYAM
これは、20~44歳の健康な女性の骨密度を100%として、現在の自分の骨密度が何%であるかを比較した数値です。
私達の骨は成長とともに丈夫になり、骨密度は20歳前後にピークをむかえます。
その後は、徐々に密度が減り始めます。
40歳代半ばごろまでは、減り方が緩やかなのですが、 50歳前後から急速に低下し始めるのです。
骨粗鬆症の予防としてみるためには、最も骨密度が高い年齢層を基準にして、現在の骨密度を比較してみることが大切なわけです。
特に、50歳過ぎた女性は気をつけて、骨密度がどのくらいの割合になっているのかチェックをしましょう
ちなみに、男性の場合も女性の骨密度と大きな違いがないので、この数値を使います。
YAMによる骨粗鬆症の診断基準は
YAMの値 | 判定 | 治療や手立て |
80%以上 | 正常 | 特に問題なし |
70~80%未満 | 骨量減少 | 食事療法や運動療法をスタート |
70%未満 | 骨粗鬆症 | 骨粗鬆症の治療開始 |
komidoriの場合
お医者さんからは、「これぐらいなら今、特に心配することはないですよ。」と言われたのですが・・・
大腿骨はともかく、腰椎ね・・・。
油断してはいけない!!と思ってるんです。
経年変化も見てくれそうなので、これから、1年ごとには定期的に骨密度検査に行こうと思っています。
やっぱり測ってみなくちゃ分からないですね.
まとめ
気になりながら、よくわかっていなかった骨密度のこと。今回検査に行って正解でした。
まずますの結果にほっと一安心。改めて、お医者さんに骨密度が低下する原因や要因も聞けたしね。
5年前の簡易検査で、ギリギリ正常って言われてから、あれやこれや頑張ってきたのが良かったかも・・・
体は毎日の生活の状態で維持されていて、若い頃は無理が効くんですが、50過ぎるとそうはいかなくなってきます。
転ばぬ先の杖、特に女性の場合、骨粗鬆症は気をつけておかなくては寝たきりになる可能性も・・・
ぜひ、骨密度検査行ってみて下さい。
その測定装置によって、きちっとしたYAM(若年成人平均値)分かりやすい形で出してくれると思います。
早めに骨粗鬆症予防を始めましょう~!
ちなみに今回の費用は・・・。
保険点数がこんな感じ。
三割負担だと初診料込みでざっと2,200円くらいです。
私、今回、腰痛もプラスで腰のレントゲンも撮ったので3,520円でした。
今度MRIを取る予定・・・
Comment
こんにちは。
骨密度検査で0,681g/cm2とはなんですか?若年成人の平均骨密度と比較すると105%と書いてますが
みーこさま
コメントありがとうございます。
『骨密度検査で0,681g/cm2』の『g/㎠』は、骨の強度を表す単位ですね。
骨に含まれているカルシウムやマグネシウムなどのミネラル成分が1㎠あたりに何gあるかを示したものだそうです。
その0.681g/㎠の骨密度が、自分の年齢の骨密度として見た時、高いのか低いのか判定するのが、『若年成人の平均骨密度と比較』になります。
なので、105%ということは、若年成人の平均骨密度より5%高いということになるかと思います。